母猫と仔猫の保護顛末記
夜に台風が大阪に来る日の昼間、私は一度家に帰って用事を済ませようと、カッパを着て自転車に乗ってました。
鍼灸学校の角のところで信号待ちをしていたら、どこかから「ミャウ」という仔猫の声がしました。
「ええ?こんな雨の中、仔猫がおるの?」と思ってキョロキョロ見回すと、学校のゴミ捨て場の雨がかからないところに母猫と仔猫たちを発見しました。
「わわわ、何でこんなところに?」とみていると、母猫が信号を仔猫を連れて渡ろうと、呼びながら何度も道路を行ったり来たりし始めました。
「轢かれる轢かれるー!」と目が離せなくなり、一旦戻った母猫に、私は真剣に「こんな小さい子に道路渡らせるなんて無理やでぇ、すぐ猫煎餅になってしまうでぇ。」と説得しました。
家の用事があるし、どうにもできず、母猫に説得だけして後ろ髪引かれながら家に帰ったのですが、私のインナーチャイルドが泣いており、鍼の学校の先輩であり猫ボランティアをしているお友達にLINEで泣きついたのでした。
そうしたら、忙しい人なのに、たまたまその日のスケジュールが空いており、見に行ってみると言ってくれました。
私も用事を早めに済ませて再度仕事に行く前に、立ち寄ろうとしたら、ちょうど先輩が着いたところでした。
二人で相談して、鍼灸学校に仔猫と母猫を捕獲して助けたいと申し出たところ、「そら助かるわ〜」と事務長さんと思しき人が喜んでくれました。
実は職員さんたちが保護しようとするものの上手くいかず、失敗していたらしいのです。
物々しい雰囲気に母猫は仔猫たちを連れて引っ越しをしようとしてたところを私が見てしまったようでした。
猫ボランティアをしていてベテランになっている先輩が、捕獲の仕方を職員さんに伝授して、捕獲器もセットすることになりました。
素人が捕獲するし、見込みは薄いと思いきや、職員さんが奮闘して翌日の朝には仔猫全頭、夕方には母猫が保護されました。
「なに?この奇跡。」という感じです。
何もかもトントン拍子に進みました。
私はダンナから「家に猫を増やすことは禁止。」と言われているから、猫を助けることができなくなって、先日も19歳で捨てられた猫を見て見ぬふりをしたばかりです。今回はうまく行って本当に良かったです。
一人では何もできませんが、力を合わせたら奇跡も起こると思った次第です。
仔猫たちの里親さんは、学校の伝手で探していただき、母猫も何とかなりそうです。もう危ない道を渡らなくて良くなりそうです。
余談ですが、鍼灸学校の先生が、まだ仔猫が今よりも小さかった時に、うちの病院に相談の電話をしていたらしいです。「もしかして、けんもほろろでした?」と聞くと、やっぱりそうだったみたいです。(滝汗)
立場上、顧客のボランティアさんたちに負担を強いることができないため、保護してくれるボランティアの紹介はしていないのでそうなるのですが、母校にもやってたのか…と焦りまくりました。
仔猫たちの里親さんへの引き渡しを鍼灸学校のロビーでしていたら、生徒さんたちが次々と通りがかり、「良かった良かった。」と口々に言ってました。
誰も引き取りてがなかったら自分が飼おうと心ひそかに決めていた人もいたようです。
みんな優しいなぁ。
捕まえ方がわからなくて、この数ヶ月、学校全体でオロオロしていたみたいです。
これで私のインナーチャイルドも大満足です。
ダンナにも初期医療や検査をしてもらいました。あの時見捨てた猫さんのカルマを解消しないとね。
ダンナも今回は文句を言わずに1匹の仔猫を家で二晩預かりました。
これでカルマが解消できてたら良いですが。
懐かしい鍼灸学校のロビーにも行けて、二重に嬉しかったです。
この騒動で一緒に活躍してくださった鍼灸学校の先生、職員さん、先輩に感謝します。ありがとうございました。
(ダンナもかな?)(^◇^;)
仔猫は全部で4匹いました。
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