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2022/12/09

自分の方法で守ってくれたと感謝するようになったら…

父は私たち家族を置いて他で家族を作ったし、母はそれに耐えきれず家を出て1人で暮らした。

そんな状況になって以降、私は15歳くらいから「ないものねだりの子守唄」になっていました。

祖母が一人家に残り、60歳を超えてから、私たち姉妹を守ろうとしていました。

祖母に対しては無条件に感謝の気持ちを持っていましたが、この歳になって父や母も、家庭がそんなことになって以降は自分のできる範囲で守ろうとしていたのだということが、しみじみ感じられるようになりました。

父は別の家庭ができてしまい、そちらにがんじがらめなので、できることは、私たち姉妹にお金の苦労だけはさせないことでした。バブルも弾けて大変だったのに、なんとか頑張っていました。

自分がしでかしたことを正当化しつつも、晩年は深く反省しているのが見て取れました。

口に出して謝ることはとうとうできませんでしたが、心で謝っているのが私にはわかりました。

「大丈夫、私がこんなにのほほんとした性格のまま育ったのは、父よ、あなたのお陰なのですよ。」と、あの世に声が届くなら伝えたいと思っています。

母も、辛さゆえに家を飛び出してしまいながらも、私の出産や大変な時にはいつでも助けに来てくれました。

家の掃除をして晩ご飯を作って待っていてくれたりしました。

母も、自分のしでかしたことを深く反省しつつも謝ることはできませんでしたが、行動に表れていたと思います。

謝りたいけど謝れない、だけど態度で示しているのを、口で謝らないからと許さないのは、自分に問題があると、大人になってから思うようになりました。

そうしたら、毎日感謝の気持ちでいっぱいになり、心なしか道端に咲いている花も輝いて見えるのです。

感謝の気持ちを持てるようになると、どうやら、脳からセロトニンのような脳内ホルモンでも出るのでしょうか?

これは60年近く生きてきて、大発見!と思ってたら、そういえば、そういうことを言っている人が昔いました。

元夫のおばあちゃんです。

いつも、「感謝の心で生きなさいよ。」と言ってました。

若い私は、押し付けがましく感じてたのですが、今ならその心がわかります。

感謝の心で生きるとセロトニンが出る。

感謝の気持ちを無理に持とうとするのではなくて、深く相手の事情も自分の心も内省して、その上に感謝できるようになれば良いのだと思います。

やれやれ58年かかりましたわ。

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