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2021年12月

2021/12/29

神社かお寺みたいな動物病院

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(写真は2年前に捨てられて番犬になったサッちゃん)

毎日忙しく働いていて、寝てばかりの猫が羨ましい私です。

貧乏暇なしとはこのことです。

うちは低価格な動物病院なのです。だからコマネズミのように働かないといけません。

低価格なのは、開業以来26年のうち、値上げをしても少しだけしかしておらず、聞くところによると他はとても高くなっているのに、うちはガラパゴス状態になっているらしいのです。

保険を扱うようになってから、料金が高くなってきているのかもしれません。

知らんけど。

うちがあまりにも安いので、レジで精算した後に、「不幸な動物を助けるための募金箱」にお釣りを入れて帰ることが当たり前のようになっていて、私たちもその心を裏切らないように、全て、野良猫の避妊去勢をしたり多頭飼育の方に助成金として還元しています。

募金をするということが、善行を積むということになるし、感謝されて良い気分になるしというサイクルが出来上がっているのです。

まるで神社かお寺のような雰囲気がして、いつも清いエネルギーが流れているようで、本当に犬様猫様のお陰なのです。

だいたい犬や猫が好きな人に悪い人はほぼいなくて、他所では強面のタトゥーが入ってる人も、自分の犬や猫にはメロメロで、強面オーラの中身を見せてくれるのです。

ボロボロになった仔猫を拾って来院する人や、飼い主が亡くなった後に飼っていた犬を親戚でもないのに引き取って診察に連れてきた時などはもう、「助けてくれてありがとう〜!」と感謝の気持ちが体からはみ出るかと思うくらいになります。

そんなこんなで、うちの募金箱は、どちらかというと、お賽銭箱に近いなと思う今日この頃です。

2021/12/20

Nさんの奥さんのこと

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(写真はデブ猫ビーちゃん うちで第二の人生を歩んでます)

若い頃、子供がまだ3歳くらいの頃、私は真っ黒な墨汁を溶かしてある洗濯機の渦を上から見ているような気持ちで生きていました。

あの黒い渦に落ちてはいけないいけないと思っていたのに、いつの間にか落ちていて、悲しみや嫉妬や怒りの渦の中で溺れていました。

それは、私が家を空けがちな元夫に腹を立てて、喧嘩になった頃からだったと思います。

そんな時、住んでいた団地の4階に、Nさんという若い夫婦が引っ越してきて、ご主人は大阪の人で大阪弁を話すし、奥さんも気さくな人だったので、私も心を許してお付き合いをしていたのでした。

変だな?と思ったのは、かなり親しくなったある日、大喧嘩の後、実家に家出をしてしまった元夫がいない私の家に、Nさんの奥さんがお酒を飲みに来ると言うので、そんなことも人付き合いではあるのかと思って、家で二人でビールなどを飲んでいた時に、奥さんが昔のことを話しだして、それがとんでもない話でした。

私が実家に帰ってた時に、奥さんと奥さんの友達が、元夫と元夫の独身の友達にナンパされて海辺でそれぞれペアに分かれて車でエッチをしたという話でした。

奥さんは独身の友達とペアになったらしいのですが…

私はものすごいことを聞いてしまったなと思ったし、元夫に対する不信感もMAXになりました。

そんなことがあって、結局は努力の甲斐も虚しく離婚に至ったのですが、後から考えると、もしかして奥さんの友達って、元夫と付き合ってて、私から疑われていたあの人?と、ドラマを観てオバサン探偵になった今となっては思うわけです。

Nさんは友達のために、私たち夫婦を離婚させるために人肌脱いでたんじゃないかと。

勘ぐりすぎかもしれないのですが。

まぁ、そんな風に、若い頃、真っ黒な渦の中で翻弄されてたなぁと、急に思い出しました。

今はオバサン探偵になったり猫オバサンになったりして、あの頃に比べたら、仕事は忙しいけど呑気に生きているなと思います。

黒い渦からは高く離れた境地に居られることに感謝です。

あの頃の私に、今日もエールを送ります。

2021/12/05

優しいオジサンたち

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犬の散歩をしていたら、中学校の同級生男子だったオジサンと会いました。

「喫茶店でモーニング食べてきた帰りやねん。」と言い、そこの喫茶店を宣伝してて、色々話をしていると、どうやらママさんはシングルマザーで、子供を抱えながら喫茶店で明るく頑張っているらしい。

「ほら、〇〇知ってる?あいつも常連やねん。」「別の喫茶店のマスターも来るねんで。」と言います。

「えー?何で喫茶店のマスター来るのー?」と聞いたら、開店の時に相談に乗ってもらった縁らしい。

その話を聞きながら、「みんな優しいなぁ。」としみじみ思いました。

オジサンたちは、一人で子育てを頑張っているママさんが心配で、少しでも儲けさせてあげようと、足繁く通っているんですね。

奥さんが知ったら「キィーッ!」となるかもしれませんが、奥さんも、そういう優しいダンナさんが居てくれてるから悠々自適の暮らしができると考えて、「多目にみてあげてほしいなぁ。」と、母子家庭を経験した私は思います。

シングルママさんも、世帯持ちのオジサンの家庭を壊したりせずに、明るく子育てをしていってほしいと思います。

もちろんオジサンも、変な気を起こさないで、このまま母子家庭を見守るオジサンナイトたちでいてあげてほしいなと、話を聞いた私もほのぼのと思ったことでありました。

私自身は、父がシングルマザーを助けるのが行き過ぎて家庭を壊してしまい、とても悲しい青春時代だったので、そんなことにだけはなりませんようにと、陰ながら、オジサンたちとシングルママさんに、「どうか無事で!」と心の中でエールを送りました。

一度しれっと行ってみようかな?

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