返り咲いた捨て猫
今になって思うと、いや、前からうすうす思ってたし、すでにホームページなどに書いたかもしれないけど、離婚したての私は、迷子になった飼い猫みたいなものでした。
世間も知らないし、高校時代の本屋のアルバイトと、大学時代のデパートのお歳暮の住所の添削と、教員と、自営業の若奥さんしかやったことがありませんでした。
その世界から飛び出して、カウンセリングを受けたり、医療事務の講座を受けたりはしたけど、生きる自信は全く無かったのです。
全く頼りない存在でした。
病院の受付のアルバイトに行くようになったけど、ペットロスになって、それも挫折しそうな時に、まだ元気だった父が、自分の会社の経理事務担当として雇い入れてくれました。
そして、経理事務ができるようになり、そうこうしているうちに、猫のボランティアをしていた時に、今のダンナに拾われた、まさに一度捨てられた飼い猫みたいなものだったなぁと、しみじみ思うわけです。
再び飼い猫のように安全なところで生きられるようになってから心がけていることがあります。
良心に恥じないように生きること。
嘘だらけの世の中ですが、なるべく嘘をついたり人を蹴落としたりしないこと。
この世に生きてたら、知らないうちに地面の虫を踏み殺してたりするのですが、そういうのにも気をつける。
絶対ということはないからなるべく。
今は家族3人とも、嘘が不幸を呼ぶということを理解しているし、無益な殺生をするようなグルメ番組を好んで見ることも無くなりました。
そして猫を撫でている時、「あ〜幸せやなぁ〜。」と思います。
家族の中に一人でも嘘つきがいたりすると、家中不幸になっていきます。若い頃に、そういうことを経験してきたから、自分の家庭では嘘などつかなくても良い環境を心がけました。
まぁ、だいたい、若い頃の経験から、嘘つきは雰囲気でわかるから、すぐにバレるというのはあります。私もたいがい敏感だなと思っているのに、息子が輪をかけて敏感です。
それで余計になるべく正直にならざるを得なかったという面もあります。
そんな息子は嘘はつかないけど、記憶をねじ曲げて自分は正しいと主張してくることがあります。そんな息子にねじ込まれないように、ボケーっとせずに自分のしたことを覚えていないといけないので、ボケ防止にはなるかなと思います。こういう時は戦います(笑)
嘘つかない、自分が悪い時はすぐに謝る、これで家族関係はスムーズです。
返り咲いた捨て猫。
こういうことなので、人と言わず猫と言わず、元飼い猫・人を拾ってみると、いいことがあるかもしれません。
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