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2020年11月

2020/11/19

雲を見たら気が晴れる話

高校生の頃から、私は木に元気をもらってました。


泣きたい時でも学校に行かなければならず、そんな時、学校の渡り廊下に葉っぱが伸びている楠が私に触れて、何か優しさなようなものを感じて、なぐさめられました。

それ以来、渡り廊下を通るのが大好きになり、木や花に心の中で挨拶をするようになりました。


今も自転車を走らせながら、家々の庭木や街路樹を見て、心を通わせるのですが、最近立て続けに、木々が切り倒されてしまう事が重なって、街の木々を見るのも辛くなるなと思ってました。


何か気が晴れるような、そんなものはないかと思って空を見たら、女神が腕を広げて空を飛んでいるような、筋雲がたなびいてました。


例えて言うなら、宇宙戦艦ヤマトのイスカンダルのスターシアが、そこに居ると、私には見えました。

(本当のところ、アナスタシアだと思ったのですが、スターシアの方が知っている人が多いので。)


雲だったら、人間に無残に刈られたりしないから、傷つかなくて済むかもしれないと、少し安心しました。


人間の世界はどうなってしまうのでしょうか。

これ以上、自然を壊さないで、共存していってほしいです。

2020/11/03

菊次郎、ふじ、はち

菊次郎は茶トラのオス猫、ふじはシマ入りの三毛のメス猫、はちは茶白のメス猫。

この3匹をお盆に引き取ったのだけど、その経緯を書いておきたいと思います。


ダンナの元に、開院当初から来ていたボランティアとまではいかないけど、捨てられた犬猫を保護していたおじさんから電話が入り、「膀胱ガンで生い先が短く、最後に残った3匹をもう世話できない。」と言うのです。


このおじさん、なかなか面白い人で、金貸しのようなことをしていながら、動物にはとても優しくて、ちょっと闇金ウシジマ君みたいな人でした。


20年くらい前のある日、奥さんが番頭さんと全財産を持って夜逃げして、犬猫だけが残されたのでした。犬は25頭くらいいたと思います。


無一文みたいになってしまったおじさんは、それでも必死で犬や猫と住める場所を探して、最後は山の空き地みたいなところにコンテナハウスを置いて、そこで暮らしていました。


犬や猫が可哀想で、ちょくちょく助け舟を出したりしてきたのです。


そのおじさんが、ついに病気になり、根をあげたのでした。


10年くらい前、前立腺肥大で尿が出にくかった時に、医者に出された薬の副作用で直腸から出血し、それを医者からは直腸ガンかもしれないと言われ、「死ぬかもしれない。」と落ち込んでいたので、インターネットで薬を調べてみると、薬の副作用で腸から出血する場合があるらしいとのことで、医者に相談の上、薬をやめてみたら出血が止まりました。色んな科で出された薬の飲み合わせが悪かったようでした。


直腸ガン案件は無くなって、機嫌良く暮らしているのかと思っていたら、膀胱ガンと言ってきたのです。


本人も膀胱ガンだと思い込んでいたし、カテーテルを入れっぱなしでいないと尿が出ない状況を聞いて、私たちも思い込みました。


それで、夏の休みに2日かけて車で猫たちを引き取ってきました。(これもダンナの涙ぐましい努力の末)


引き取って2週間くらいした頃に、警察から電話が入りました。

そのおじさんが山の中で死んでたのかな?と思ったら、逮捕されたと言うのです。

なんでも、担当の医者を金槌で殴って怪我をさせたとかで…


膀胱ガンのことを言うと、「医者は膀胱ガンではないと言っている。」と警察が言うのです。


「どーいうこと?」


私たちは目が点になりました。


これは私の推測ですが、生活保護だったから医療費は国が全額負担するので、前立腺肥大を膀胱ガンの疑いで推してたのかなと…医療事務のことはすっかり忘れてよくわかりませんが。


おじさんは、前にも直腸ガンと言われて医者に不信感を持っていたから、膀胱ガンで爆発したのかもしれません。


猫が歯止めになっていたのに、居なくなったから、犯行に及んだのかもしれません。

被害に遭われたお医者さんが、死ななくて本当に良かったです。もう回復されていたら良いのですが…


猫たちは最初は怒っていましたが、今はとてもかわいい猫になりました。おじさん、やはり猫は可愛がっていたようです。







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