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2020年6月

2020/06/02

父が亡くなりました。


2020年の43日に、私は仕事の合間に家に帰って家事をして、洗濯機が回っている間、しばし昼寝を決め込んでました。


そろそろ起きないといけないのに、何度起きたと思っても夢で、「ヤバイ、これは金縛り的な感じかな?」と焦っていました。


その時、夢の中に父が現れました。


肺癌の治療の後、自宅で寝たきりになっている父が、今より20歳くらい若返った姿で私のベッドの上で肘枕をして私を呼んでいるのです。


YY子、こっち来おいで、一緒に寝よう。」と言っているのです。


そのセリフは、私が5歳くらいの時に、日曜日の朝、朝寝坊の父を起こしに行ったら言われたセリフです。


夢の中で、現在おばさんの姿の私は、すごく照れながら、「ええ〜?寝るの〜?」とか言いつつ、拒否をしたら父がかわいそうだと思って照れ照れになりながら父に背中を向けつつも添い寝をしたのです。


あまりにも照れたお陰か、やっと夢から覚めて、起き上がる事ができました。


ある意味、父に助けられたなと思いました。


ふと、父は幽体離脱をして来ていたんじゃないかと思いました。


父は、「食事もできている。」と父と暮らす現在の家族から聞いていたので、私は安心していたのですが、421日の仕事中に、急死したと一報が入り、慌ただしく葬儀を済ませて、1週間経った頃から、職場で飼っているワンコが、急に私に対して白目を剥いて吠えるようになりました。


歩いていると追いかけてきて足に噛み付いたりするのです。


獣医の夫は、「想像妊娠だろう。」と言いますが、私にだけ激しく吠えるので、私の背後に何か居るのだろうかと思っていたところに、霊感のある友人が、私の職場にワンコのフードを買いに来ました。


それで、「私の後ろに何か見える?この頃急に犬に吠えられるねん」と言いました。


彼女が私の背後を凝視したところ、「なんか猫とかいっぱいおるけど、ひとり、すごい泣いてる人がおるで!」と言いました。


「誰ですか?」と聞いてくれて、「お父さんって言うてるで。」と言うのです。


「なんで泣いてはるんですか?」と、彼女が聞くと、「若い頃に家庭を壊して娘たちに悲しい思いをさせて、ずっと謝りたかったのに、結局死ぬまで謝る事が出来なかった。」と悔やんでいると言うのです。


その頃からは30年以上経っており、今の私は大人だし、父は別に家庭もあり、悪いことをしたと思っているのは言葉にせずとも感じていたから、すっかり許していたのに、父は自分自身を許せずに死後号泣して私の後ろに来ていたらしいのです。


それを聞いて、「なんや〜そんなこと気にして号泣してたんかいな〜、そんなん分かってたよ、大丈夫大丈夫、妹にも言うといたげるから安心しぃ。」と言ってあげました。


そしたら父は、私の肩のところに隠れて「ひょっこりはん」みたいにひょうきんな感じになったと、霊感の友人に言われたので、私もホッとしました。


確かに父が浮気をして、私達の家庭を捨てて別に家庭を作ってしまった時は、私と妹のガラス細工の心は粉々に砕け散りました。


それから頑張って勉強をしたり本を読んだりして、少しは賢くなれたと思うので、悪いことだけでもなかったかなと思っています。


でも父は、自分が犯した過ちを許せずに歳を重ねていたんだなぁと、可哀想になりました。


過ちって一歩踏み込んでしまったら修正が効きにくいものだなと思います。


今はマザコンだった父があの世で祖母と再会することを祈ります。


そしてできれば、壊れた心で早くに認知症になり先に逝った母にも、あの世で謝ってあげてほしいと思います。


霊感の友人いわく、まだまだあの世で再開できるレベルになっていないそうなので、「49日の間くらいは私のそばにいてもいいよ。」と思ってます。


私には、よく亡くなった親類が夢に出るのですが、周りの人達はあまり亡くなった人が夢に出ることは無いらしく、「父とはいつでも夢で会えるから。」と言う私のことを、妹達が羨ましがっていました。


つい最近も母が出てきたし、祖母も出るし、きっと父も出てくれるでしょう。


いなくなっても、私は家族から愛されていると、強く思えるのです。そんな体質で良かったです。

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