寂しがり屋だった私
赤ちゃんの頃に、父が入院したりして一家が生活に追われていたので、構ってもらえなかったせいなのか、私は子供の頃から寂しがり屋でした。
猫がいたら大丈夫だったのですが、猫のために部屋のドアは閉めきったりしないで、寒い日でも開けたままにしていました。
それで心のドアも開いたままになってしまったのかもしれない問題はさて置き、高校生くらいになると、自分が大人になって年長の家族がみんな死んでいなくなったあと、一人で生きるなんて到底無理だと考えていました。
だから結婚は必ずして子供も産まないと、寂しくて生きていけない気がしていました。
高校生の女の子にとって、結婚や出産は空恐ろしくて、一体全体どんな未来が待っているのだろうと不安で一杯でした。
それが蓋を開けてみると、いつのまにか子供も産んで、離婚したのにまた結婚して、猫だらけになって、「頼むから一人にさせてくれ」みたいなことになって、そんな中年時代を過ごしました。
でも、母が亡くなってからは、自分も早めに終活をしておいた方が良いなと思い始めて、断捨離をしたり、これ以上仔猫を家に入れない決心をしたりしました。
猫がだんだん高齢化してきて、1匹ずつ減ってくると、高校生の頃に感じていた「一人になったらどうしよう」が、復活してきた気がします。
かけがえのない1匹1匹との残された時間を大切に、これから生きていかないとな…そう思います。
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