鳥頭という考え方
三歩歩いたら忘れてしまう「鳥頭」というのを最近観たドラマで知りました。
嫌なことがあっても、三歩歩いたら忘れるって、楽なのかもしれない。
母は、昔、自分が受けた仕打ちをずっと覚えていて、長い間、腹を立てては血圧が上がったり首肩が凝ったりしていましたが、認知症になってからは、徐々にキレイさっぱり忘れていき、最後には何も覚えていませんでした。そして、「肩凝れへんわー。」と言ってました。
認知症なんていう、そんな大変な思いをして忘れるよりも、日頃から三歩歩いたら忘れてしまう鳥頭でいた方が得なのではないかと思う今日この頃。
自分が三歩歩いたら忘れるおバカさんのお人好しだから、そういうことを言って正当化しているだけとも言えますが。
生きものたちは、今その時を生きていて、昔のことを思い出して苦しむのは人間だけ。
だから、その辺を楽しそうに飛んでいる雀や、日向ぼっこをしている野良猫や、おやつに目を輝かせている犬の爪の垢でも煎じて飲むくらいの気持ちで、「鳥頭」になって、今を生きればいいのではないかと、私は思います。
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