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2016年6月

2016/06/26

不倫の話

私が若い頃、「不倫」ということが流行り始めました。

♪もしも願いが〜叶ったら〜♪で始まるドラマ「金曜日の妻たちへ」だったかな?とか、「Age35恋しくて」とか「失楽園」とか。

それで、ドラマを観た普通の人たちの間にも、不倫に対する垣根が低くなって、どんどんモラルが低下していったように思います。

妻帯者を誘って遊ぶのは、「友達なんだからイイじゃない」的な感覚で、女性の方からアプローチをかけることも抵抗がなくなってしまいました。

世間もみんなそうなんだし、誘われたら断りにくいし、仕事の関係でもあるのだから、ここは一丁、誘われておくか?みたいな。

でも、子守をしながら夫の帰りを待つ妻の不安な気持ちを思いやれる心があるのなら、その誘いは断らないといけないと思います。

原始共産社会またはアガルタ的超未来社会にならない限り、どちらかが家庭に縛られている状態で、男女間の友情を主張して一人で遊びに出かけるのは、ダメなんじゃないかな?と、私は思います。

再婚してすぐの頃、独身気分の抜けないダンナが、女性3人組に誘われて飲みに行ったところ、調子に乗りすぎて酔っ払い、朝帰りをしたことがありました。

私は帰り道に車にはねられていないかとか、悪い人に引ったくられてすってんてんになっているんじゃないかとか、心配して眠れませんでした。

そこで、最初にガツンと言っておかなければ、後々続くだろうと考えて、帰ってきたダンナに言いました。
「結婚したのに朝帰りはやめて。それも女友達と朝までとか、常識で考えたらわかるやろ?」と。

前の失敗を繰り返さないために、勇気を出して言いました。

何事も最初が肝心。
ダンナも、その頃はまだ36歳くらいだったし、独身が長かったから、躾のできていない野良犬みたいでした。「酔っ払って車の運転でけへんかってんもん。」などと言い訳をしていました。

この結婚生活を長く幸せに続けるために、嫌なことはしないでほしかったし、電話1本入れてくれたら心配しなくて済んだのに。

けれど、思うのです。
どうして既婚者を誘って朝まで過ごしたりする女性がいるのだろう?と。たとえ、酔いつぶれて寝てしまっただけだとしてもです。

家で待つ人の気持ちを考えたらできないはずなのに。

女の敵は女という言葉がありますが、本当だなと思います。
だから、私は長らく女の人が怖かったです。

今はもう、ダンナもすっかり飼いならされて、放飼いをしても大丈夫な感じになりました。
鎖の首輪が布の首輪になって、今は首輪なしでも散歩ができる犬みたいです。

信頼関係のない結婚は、とても不幸だから、信頼関係を築くための努力は惜しんではいけないけれど、若い時は、それをどうやったら良いのかわからないものです。

相手の自由を完全に奪ってもダメだし、相手の思うままにさせて自分が無理をするのもダメ。

そこのところ、犬の躾に似ていたなぁと、後になって思う私です。

2016/06/24

人を操縦することは出来ない

離婚してカウンセリングを受けていた時、私がカウンセラーに言いました。

「夫の操縦が下手なんです。」

それは、夫は操縦するもので、操縦の上手い妻が夫を出世させるのだと、いつも母から聞かされていたからでした。

でも、操縦しようとすればするほど、元夫は私から逃げて行きました。
きっと操縦が下手だからと思い込んでいたのです。

すると、カウンセラーは言いました。
「ロボットじゃあるまいし、人間を操縦なんて出来ませんよ。」

「えっ?ほな、どうすればいいんですか?!

「自分の気持ちを伝えて、相手の気持ちも聞いて、話し合ってお互いが決めていくのが良いと思います。」

というようなことを、その時に教えてもらいました。

考えてみたら、相手の気持ちも考えずに、上手いこと言ってコントロールばかりしていたんじゃないだろうか?
コントロールの裏には嘘が隠されていて、その嘘は、人間は直感でわかるから、騙されたような嫌な気分になって、だんだんと距離を置くようになるのかもしれない。

だいたい、私は嘘が苦手なのに。

若い頃の私は、大人になるって、嘘をつくのが上手くなることだと思っていました。
周りの大人たちは、だいたい嘘つきでしたから。

今でも周りを見回すと、バレバレなのに上手く嘘をつけていると思って生きている大人たちがたくさんいます。

でも、嘘をついて、人を操縦して生きるのは、孤独へまっしぐらな生き方なんだということに、30代で気がついて、私は本当に運が良かったと思います。

2016/06/18

やりたかった習い事

鍼灸学校を卒業したら、老後に不自由しないように、習いたいなと思うことがありました。

それは、リフォーム洋裁です。
着ていない着物を作務衣にリフォームしたかったのです。
お店に頼むと料金が高いし、自分で作れたらウハウハ…

そう思ってました。

もう1つ、習いたいことがあって、それは貼り絵です。

若い頃、商売で和紙を扱っていたから、和紙を使った貼り絵に興味があって、鍼灸学校を卒業したら、母のボケ防止を兼ねて、二人で習いに行くつもりでした。

近所に、すごい貼り絵の先生が住んでいて、一度は家にもお邪魔して作品を見せてもらったりしていたのです。

ところが急遽、ダンナの仕事を手伝うことになり、母の認知症が趣味の習い事どころでないレベルになってしまい、とうとう習いに行けないままになりました。

習いたかったなぁ。

(写真は311のあと、津波に流されず1本だけ残った松を作品にしたもの。先生の自宅で撮影。その後、岩手県辺りで展示されたと聞きました。)

奇跡の一本松というそうです。






高校生の時の葛藤

高校生の頃って、将来何をして生きたらいいのかと、とても不安でした。

考えてみても、したい仕事なんて無かったのです。
好きなものは何か?「猫」…

猫で仕事ができるとは、その頃の私は思いつきもしなかったのです。

「ペットショップ?
お金で売り買いするなんて、奴隷と同じやな。それに、動物扱ってたら休み無いやんなぁ〜。」

そんな考えで堂々巡りをしてました。

それで、猫とは関係の無い仕事や生き方ばかりを、しばらく求めて生きてたのですが、30歳を前にして、離婚という人生の節目がきて、もうそこからは、人にいちいち相談したり承諾を得ずに、自分の好きなことを求めて生きたいなと思い始めたのです。

考えたら、私の人生の選択は、自分ではなくて母がしていたんじゃないかと思えたのです。

離婚を決めた時、まだ元気だった母は反対したのですが、「これ以上、私の人生に立ち入らんとって。」と突き放してしまいました。

離婚自体は、息子に迷惑をかけたなと思うのですが、自分らしく生きようと思ったら、そこは自分の居場所ではなかったのです。

そのあと、「やっぱり猫が好き」ということで、猫に関わるようになり、アレヨアレヨと言う間に動物病院の手伝いをするようになり、気がついたら、猫に守られて猫に生かされている私がいます。

それで思うのですけど、自分が将来何をして生きたらいいのか迷っている人は、「自分の本当に好きなものはは何か?」ということを突き詰めて考えたらいいのではないかと思います。

高校生の時に、初めから猫で極めてたら良かったのかもしれません。まぁ、回り道をした分、色々と経験にはなりました。

息子には、はじめから、「自分のなりたいものを目指していいよ。」と言って育てました。
「ある程度は、サポートするけど、自己責任でやってな。あとで“失敗したのはお母さんのせいや”とか言わんとってな。」と釘を刺してあります。

一応は、楽に生きる人生をオススメしましたが、どうしてもダメみたいだし、やっぱり好きなことで生きていけたら最高だし、ダメでも人生を棒に振ったと思わなくて済むからまぁいいかなと思います。

ところで、ダンナが手術することになった時、私は高校生の時みたいに、ちょっと不安がよぎりました。
ダンナにもしものことがあったら、どうやって生きていったら良いのだろうか?と。

「次に好きな鍼灸で生きていくしかないな。」と思い至り、腹をくくりましたが、ダンナの手術は成功して、すっかり鼻が治って息が吸えるようになって、なんだか私よりも元気になりましたので、当分は心配なさそうです。

めでたしめでたし。


2016/06/11

猫の避妊去勢代を低価格にしたわけ

うちの動物病院ができた頃、ダンナが優しそうに見えたからか、動物病院に朝来てみると、仔猫が入ったダンボールが置いてあったことが、1年に数回ありました。

一回につき最低3匹と計算したら、1年に3回として9匹、5年で45匹です。

捨てる人は、「優しそうな先生だから何とかしてくれるだろう」とか、「自分は年がいってるし、貧乏だから」という理由だったのかもしれません。
でも、捨てられる方は堪ったものではありません。
毎日仕事で忙しいから、里親探しを時間をかけてできないし、ボランティアさんが助けてくれるといっても、結膜炎で目がくしゃくしゃの子とか、ウイルスに感染している子を預けられるわけもなく、だんだんと動物病院内で数を増やしていきました。

はじめは、動物病院が猫だらけになって、業務に支障が出てきました。

それで、建坪12坪の自宅に猫を連れて帰るようになり、今度は家が猫だらけになりました。

私はずっと、「何でこうなるの?」と考え続けました。

それで、避妊去勢手術代が高いことと、野良猫でも受け入れてくれる病院が、ほとんど無いことと、自分のしていることに対する責任感や自覚がないことが原因の多くを占めているのでは無いかと思いました。

ダンナは、普通は18000円のメス猫避妊手術料金を、野良猫は12000円にするようになっていましたが、そうすると、飼い猫を野良猫だと偽る人が出てきたり、多頭飼育で困っている人は安くできないのか?などという問題も出てきて、結局、飼い猫でも多頭飼育の時は12000円となっていきました。

捨てたら懲役や罰金という法律があることや、餌をあげるだけで後始末をしないのは、回り回って猫がいじめられたりするということを、時間をかけてポスターを貼ったり説明してきました。

そして、Bコースという低価格コースを作りました。

途中、紆余曲折はあったものの、10年くらい経ってみると、野良猫を低価格で扱う病院は、増えてきました。

ただ、飼い猫の手術代は、上がる一方です。
民間保険が広まってきて、値段の設定が高めになってきているのが原因ではないかと思います。避妊去勢手術は保険が利かないのですが、他の治療の値段が高いのに、避妊去勢だけ安いとバランスが悪くなるので、高くなってしまっているのではないかと思います。

これをなんとかしないと、手術代が無いからと避妊去勢を怠り、家で産ませてしまうパターンは無くならないと思います。

ここは法律で、避妊去勢に限って上限を設定してもらえたら、問題が一挙に解決するのでは?と思います。

聞くところによると、メス猫の避妊手術で、色々込みで30,000円以上するようです。これでは、しない選択をしてしまうのも無理もありません。

一部の良心的な動物病院がいくら頑張っても、焼け石に水です。

行政にパイプの太いボランティアさんがいたら、こういう話もあったなぁと、記憶に留めて置いてもらいたいと思い、今回書きました。

2016/06/04

邪気のドッヂボール

ケーちゃんの鼻が治りつつあるから、その事を考えていたら、ちょっと思いついたのでメモしておこうと思う。

もしかして、私から出た邪気がダンナに行って、ダンナの邪気がケーちゃんに行ったのなら、私が邪気を出さないようにしないといけない。

元々、鼻で苦しんでいたのは私だったのが、ダンナが苦しみだしてから私の鼻は治ってしまい、ダンナが手術で治ってきたら、どんなに薬を飲んでも治らなかったケーちゃんが治ってきているという事実。

そう考えると、もしも家族に自己免疫疾患とか、治りにくい病気の人がいて、その世話で大変だと思っている人がいたとしよう。
その人が、自分自身から邪気を出さないようにしたら、家族の病気が治るかもしれない場合があるかもしれない。

もちろん、病気の原因は様々で、誰かの気を引きたくて病気になったり、自分の邪気が噴出して病気になる場合もあるから、すべての病気に当てはめることはできないけれど。

手術というのは、東洋医学的には究極の瀉法(邪気を取り除く)だと思うので、ダンナが瀉法で邪気を取り除き、体から放出されなくなったら、ケーちゃんは邪気を取り込まなくなって、あとは減っていくだけになり、鼻の肉腫も消えた?

そう考えることができないでもない…まぁ、そんな感じ。

もしかしたら、アロエベラジュースのお陰かもしれないけれど、あらゆる可能性を考えて、試してみる価値は十分にあると、私は思いました。



ケーちゃんがクリプトコッカス症になった。

まるでダンナの邪気を吸い取っているかのような、鼻に盛り上がった肉芽腫。

ダンナは、辛抱たまらず、仕事を休んで耳鼻科の手術をしたので、ひょっとすると、「ケーちゃん治るかも?」と、チラッと思っていたのです。

ダンナが退院した後、一週間経ったのですが、ケーちゃんの鼻の肉芽腫が小さくなってきているのです。

まさかとは思うのですが。

同時進行で、ダンナの退院の前後に、ケーちゃんにしていた事を思い起こすと、

1.イトラート(抗真菌剤)を2ヶ月与えても肉芽腫が引かないので、アロエベラジュースをフードに混ぜ出した。プロバイオテックも一粒与えた。

2.ダメ元で、ケーちゃんの肉芽腫やクリプトコッカスに、「そんなに膨らんだら息ができなくなって、ケーちゃんが死んでしまったら元も子もありませんよ。」と話しかけた。

3.新しいオモチャを気に入って、久々に走った。

4.撫でると喜ぶので、撫でたり軽くあちこちポンポンしてあげた。

これだけなんですが…

ケーちゃん、奇跡の生還を果たしそうです。

日毎、元気が出てきて、走り回る時間も増えて、ジャンプなんかしたりして。

まだ3歳で死なせるのは可哀想だなぁと思っていたので、これほど嬉しいことはありません。

よかったよかった。




補足:初めから、歯の並びが変で、アダ名は「巨神兵」。マンションの二階の窓から落ちたらしく、骨盤をやられたのか、慢性の便秘でもあるケーちゃん。

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