母はウサギ係だった
戦中戦後の話が続いているので、母のことも少し。
母は、子供のころ、ウサギ係だったようです。
やはり、トラウマがあるようで、認知症になるまでウサギのことは話してくれませんでした。
認知症になった母が、どこかから子ウサギをもらってきて、小さな鳥かごで育てているのをみつけ、私たち夫婦がウサギ用のケージを買ってきて、世話ができるように取り計らいました。
そんなことをしているときに、母が何気なく、「子供のころはウサギの世話を任されててん。」と言い出したのです。
いつもウサギ用に食べられる草をとってきたり、掃除をしたりしていたようでした。
「そのウサギ、どうなったん?」と聞きましたが、母は認知症、「忘れた。」の返事しか返ってきませんでした。
想像ですが、食料にされてしまったのだと思います。
今の日本は食べ物であふれています。
けれど、流通がある日止まってしまったら、飼われているペットを食べてしまう人が出てくるでしょうか?
ちょっとこわいことを考えてしまいます。
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