知らぬうちに母がウサギを飼っている
二日前、母の家で御飯を食べることとなり、訪れたのです。
入ってすぐにダンナが、「なんやコレ!」というので見てみると、玄関にウサギがいたのです。それも小さな鳥カゴに入れられて。
玄関は閉め切った作りになっていて、太陽の光が一切入らないところで、まだ子供だとは言え、新聞紙を引いただけのSサイズの鳥カゴの中で、きょろきょろと立っているのです。
その様子を母は、「キャア可愛いわあ、癒されるわあ。」といって、鳥カゴをたたいているのです。
私には、ウサギが「広いところに出して-!おなかすいたー!」と言っているように感じ、母に、「ごはんはいつあげたの?」と聞くと、「朝あげた。」と言う。もう夜の8時近くだし、鳥かごの中には乾燥したにんじんの葉の茎が残っているだけでした。
にんじんを差し出してみると、すごい勢いで食べて、どうやらお腹がすいていたみたいでした。
事情を聞いてみると、通っている整骨院の玄関にウサギが五匹いて、そのうちの一匹をもらってきたらしいのです。五匹も生まれて困っていた様子です。整骨院の先生にもらってきたウサギのフードは今朝つきてしまったので、「明日の朝、大和川に行って草取ってくる。」というのです。
どうりで、ここ一週間くらいの間に、犬の散歩に来なくなるはずです。
15才になる猫がいるのに、そちらはすっかり知らん顔で、ウサギを追いかけている母。
しょっちゅう、花を買ってはもう要らないと言って、私のところに持ってくる母。命をなんだと思っているのでしょうか。
こういうのが親だと思うと、なんだか、ため息が出ます。
昨日は、ダンナとウサギの飼育環境を整えるために、たくさん買い物をしました。
安易につがいで飼って、生まれた子ウサギを認知症のばあさんに渡すというのは、とても医療従事者がすることではないと思うし、そう言う人に返すのはウサギがかわいそうだとダンナが言うから。
そのうち、うちで引き取る日が来るかもしれません。
疲れますわ-。


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