地域猫の輪を広げるために
大阪では、中之島公園の猫たちを助ける運動から広がった輪ができつつあります。
また、別の方向から、飼い主不明猫に自治会と獣医師会とボランティアの連携で不妊手術をしていこうという制度もできました。公園猫のサポーターも募集していくそうです。
ここで、私は、もう一つ大阪市にどうしてもお願いしたいことがあるのです。
それは、どこの団体にも所属していない草の根のボランティアたちに、不妊費用の助成をしていただきたいのです。
現在の飼い主不明猫の制度では、自治会が動かなければどうしようもなく、細々と野良猫を助けている人たちにはほとんど恩恵がないのです。
あびこ動物病院では、そのような方々のために、不妊手術専門のコースを設定して料金を安くしていますし、三年で4000匹のOPEをしていますから、地域猫不明制度の取りこぼし分をかなりカバーしてきました。
けれども、一軒だけでそれを続けていても、私たちが年老いてやめてしまえば元の木阿弥になってしまいます。
そもそも、広い大阪の中に、野良猫は一部の地域に存在するものでもなく、どこにでもいて、どこにでも野良猫を不憫に思ってエサをあげる人は存在します。
たいていは、不妊手術はしてあげたくても費用の面で躊躇してしまい、エサをあげるだけになっています。
また、啓蒙がされていないために、不妊手術のことさえ知らない人がたくさんいます。
私の動物病院に来る方々は、自分が世話をしている猫のことは、かなり正確に把握していて、きちんと不妊手術をされていますが、啓蒙されていない一般の人たちは、生まれた仔猫をどんどん公園に捨てたり、近隣で増やして近所迷惑になってしまうのです。
猫たちが地域猫としてみんなから愛されるような街にしていくためには、増えてから自治会が動く形では遅いのです。また、公園に捨てられてから動いていては遅いのです。
エサやりをしている人が自分で動けるような制度にしていかなければなりません。
そのためには、啓蒙活動とともに、技術が優れていて低価格な動物病院が増えることと、助成金制度を制定することが肝要です。
今、大阪が注目を集めています。
詰めが甘くならないために、あと一歩、頑張ってほしいと思います。
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私は餌やりはしていません。餌やりさんが増やすのを見かねて手術しています。あびこさんでオペを安くしていただいているので私もみつけ次第連れて行けます。でも、餌をやるだけで精一杯の方もいます。残念な事に猫にお金を使いたくない方も沢山いらっしゃいます。猫が疎まれて回りまわって猫が迷惑して居る事に気がつかないんですよね。
ベルギーのように飼っている猫全部に不妊する事の法律を作って欲しいものですわ。
投稿: めいぴー | 2010/11/23 17:26
めいぴーさん
そうですね、日本は法律からしてまだまだですよね。
動物管理センターが要らなくなるほどに、みんなの意識が高まることを希望しています。
私が生きているうちはできないのかなあ。
冥土の土産に持って行きたいですわ。
投稿: あくび猫 | 2010/11/23 22:25
お久し振りです^^
うちのあたりにも野良猫がとても多くて、うちのコンプレックスのメンテナンスの人たちも困っているんですが、トラップかけて、捕まえた猫をよそへ捨てに行くという、解決になっているんだかいないんだかわからない方法で対処してました^^;
うちの目の前の茂みにも1匹(♀)いて、餌をあげることもありますが、なんせ自分の家の猫から先に手術しないといけないんで、その子にまでは手が回りません。
もちろん目にする猫すべてをクリニックにつれていきたいとは思うんですが、現実的に無理がでてきちゃう。
進んでいるように見えるアメリカでも結局同じことが起こっています。
投稿: coco | 2010/11/25 09:51
COCOさん
ご無沙汰しております!
COCOさんのご活躍、時々ブログで追っております。∈^0^∋
アメリカでもなんですね。
私は、猫好きの人たちを直接啓蒙したり指導できる獣医師の登場が重要なポイントであると思うんです。
動物病院に来た人が、エサをあげるだけで増やしていることに荷担しているとわかっていても、獣医の立場ではなかなか強いことが言えず、見て見ぬふりをすることが多いんです。
そこで、動物病院でそういうことが直接指導できて、不妊手術に助成金が出れば、一般の心を痛めていてもなかなか行動できない人ができるようになると思っています。
アメリカでも、そんな獣医さんがたくさん出てくることを祈ります。
投稿: あくび猫 | 2010/11/25 11:40
以前行っていた獣医さんは「不妊しましょう!」って言うポスターすら貼らせてくれませんでした。なぜなら、嫌味になると・・・獣医がそんな弱気でどうするよ?って思いましたが・・・私は補助金なんて生ぬるい・・・、不妊しに来たら奨励金(手術代+手当)を出せば小遣い稼ぎにこぞって連れて来ると思うんですがね?昔のねずみを市役所に持って行けばお金が出たので子供達は持って行きましたよ。
投稿: めいぴー | 2010/11/25 20:00
めいぴーさん
もう~、めいぴーさんは面白いこと考え出しますね-。(笑)
それにしても、昔、ネズミがそんな憂き目に遭っていたんですね。
まあ、ペストが流行るから仕方なかったとしても・・・猫を一家に1匹飼えば済むことなのに。
投稿: あくび猫 | 2010/11/25 22:25