喫茶店で
「チャングムの誓い」というNHKの番組があと少しで終わりという頃のお話しです。
私は、近所のバイクショップでオイル交換してもらっているあいだ、すぐとなりの喫茶店でお昼ご飯を食べていました。
カウンターには常連と思しきオジサンとオバサンがいて、四方山話をしています。
昼間からビールを飲んでいるオジサンが、「ワシは、これが薬やねん。お医者の先生も、そない言うとった。毎日飲まな、体こわすねん。」などと、無茶なことを言っておりました。
すると、オバサンが、「そんなアホな。」と間髪を入れずに突っ込んでいたりします。
「そんな昼間から飲んで、給料、ちゃんと奥さんに渡してんのんか?」とオバサンが言うと、オジサンは、「ワシの給料は全部、飲み代や~、わはは~。」と言っています。
オバサンは、「あのな、給料というものは、もらったその日に奥さんに生活費として渡さなアカンよ。それが夫婦円満に行くコツやねんで。」と、蕩々と説教しています。
私は、心の中で、「そうやそうや!オバチャン、もっと言ってやれ!」と応援していました。
するとオジサンは、「あ、そうや、帰って、昨日のチャングムの誓い見な。ビデオに撮ってあるねん。」と言い出しました。オジサンは説教が苦手なのでした。(笑)
オバサンは、「や!チャングムの誓い見てるのん?私も、アレ好きやったわ~。NHKのBSで見てたわ~。」と言いました。
私は、最初は、酒飲みのオジサンのことをよく思っていなかったのに、チャングムファンだと知って、急に親近感が湧いてきました。オバサンにも、同じように、親近感が湧きました。でも、その後が・・・
オバサンは、勢いづいて、「そのあと、どうなるか、教えたろか?聞きたいやろ聞きたいやろ??」とオジサンに言い出しました。オジサンは、きっと聞きたくなかったと思いますが、「う、うん。」と返事をしてしまう始末。
私は、心の中で、「うわ~、聞きたない聞きたない!聞いたら、おもしろないやんかあ~(涙)」と思っていましたが、オバサンの口からは、またも蕩々と、その後のチャングムの誓いのストーリーが・・・(゜◇゜)ガーン
耳をふさぐわけにもいかず、仕方なく、一緒に聞いてしまいました。
やはり、私のチャングムの誓いに注ぐ情熱は、ちょっと落ちてしまいました。
最終回の時などは、妙に冷静な私がいて、ドラマの中に出てきた畑を耕してた牛は、チャングムたちがいなくなった後、どうなってしまったのだろうかとか、あの鶏はどうなるのだとか、そんなことばかり、気になってしまいました。
私は、ああいう時代に生まれていなくて良かったわ~と思いました。
「今すぐ、来い。」とか「今すぐ逃げろ。」と言われたら、無理ですもん。
「猫様をどうするのよ!」というところで躓いて、死刑になってしまいそうです。(^_^;


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