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2017/06/14

猫おばさん考

猫おばさんにも色々いて、餌だけの人、餌とTNRセットの人、TNR専門の人など様々だ。

その人それぞれの考えがあるし、私も色々と揺れながら、最終的に導き出した答えを残しておこうと思う。

私は猫の避妊去勢手術を手伝う運命になり、たくさんの「猫の種」とも言える卵巣と精巣を取り出し続けているうちに、罪悪感を持っていた。

自然に元から備わっているものを取り出し続けることに。

でも、よく考えたら、猫の住む環境に自然はほとんど残されていなくて、特に都会の猫は、猫おばさんの配ってくれるフードや、情け深い人たちのくれる食べ物頼みになっていたりする。

このことに罪はないと、私は思う。猫が嫌いな人は怒るかもしれないけど、食べ物がなくてやせ細った可哀想な生き物に情けをかける人の方と、猫に餌をやるなと言って目を釣り上げる人の方の、どちらが神仏の加護がありそうかといえば、絶対に情け深い方だと思う。

けれど、食べ物に不自由しないと、仔猫がどんどん増えるから、避妊去勢しないといけなくなる。

ここで、避妊去勢せずに餌を配り続けるのは、「わがまま」だと私は結論づけたい。

もうすでに、猫が狩をして食べていけないし、自由に糞尿する場所もほとんどないような都会で、やみくもに猫の数を増やしてしまうと、嫌がる人も出てくるだろうから、TNRをして数を抑制することは、ほぼ義務であると今は考えている。

だから、神様から授かった猫の種を、申し訳ないと思いつつも取り去って、その猫の余生が安穏であるように祈りつつ、毎日手伝っている。

可哀想な生き物を見て、何も感じない人よりも、涙を流してなんとかしてあげたいと願う人の方が、私は好きだ。

猫が嫌いで目を釣り上げている人も、自分が困ったことになって窮地に追い込まれたら、同じように目を釣り上げる人に助けを求めないで、生き物に優しい人を探すはずだと思うから。

猫おばさんは、偉いと思う。

雨が降っても風が吹いても、待っている猫たちに配って歩く。
TNRもする人はもっと偉い。

私には、その情の深さは真似ができない。だから、せめて力になれるように、手術を頑張っている。

いつか、猫が狩をして生きられるような自然環境が、回復したらいいのになと、願う。

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動物たちの話」カテゴリの記事

コメント

保護したうちの風邪引きエイズ雄猫へのアロエジュースで、大変お世話になっております。京都市のH.Yでございます。

今日のテーマはまさに今、私が大いに悩んでいる事柄でございます。
あくび猫さまの、膨大な猫ちゃんをご覧になった上での普遍的な論考と結論とは異なり、私の場合は単に、家の風邪引きエイズ猫のみに対する、去勢手術の是非に過ぎず、大変恐縮ですが…。

ブログコメントでご相談するのは、大変失礼かとも思いましたが、正直申しまして、感性が似ておられて、獣医学的知識も併せ持っていらっしゃる方が、残念ながら、周囲にはおられず、あくび猫さまが本当にご多忙でいらっしゃる中、誠に恐縮至極でございますが、アドバイスをいただければ、大変幸甚でございます。

うちの猫はエイズを持っており、保護時ズタボロの姿で、複合風邪と口内炎も発症していて、その風邪と口内炎がこれまで治癒しておりませんので、身体に負担のかかる去勢手術は、行わないでおこうと思っておりました。
保護して三ヶ月近く経過しましたが、今も、未去勢の状態です。

その前提として、本猫が毛繕いする際に、ニュッと出てくる生殖器を眺めておりますと、神さまのお創りになったものを、人間である飼い主が切り捨ててしまうのは、どうしても忍びがたく感じてしまう、私の心情もありますが、それはさておき…。

健康面のみに焦点をあてた場合ですが、複合風邪と口内炎に罹患しており、エイズ関連症候群を発症している可能性がある場合、その雄猫に去勢手術をして、エイズの進行が悪化しませんでしょうか?

一方で、今は未去勢で、室内飼いしているためもあるのでしょうか、本猫は、昼夜の別なく、外に出たがります。
ネットをしたベランダには出し、たまには、透明キャリーに入れたり、散歩服を着せて、外出しておりますが、やはり自由に外に出られないストレスは、どうしても存在すると思われます。
逆に、そのストレスが去勢手術で、緩和されるのかどうか…。

緩和される場合、上述のエイズへの悪影響と考え合わせて、去勢手術をした方が良いのか否か、大いに、悩みに、悩んでおります。

近所の獣医師の先生は、去勢手術をすることを、いとも簡単に勧められましたが、あくび猫さまとは感性が全く異なられる、一般的なご意見ですので、私は、簡単に踏み切ることはできませんでした。

ブログの場をお借りして、個人的なご相談で、本当に申し訳ございません。
どうか、アドバイスを賜れれば、誠に幸甚でございます。

H.Yさま

迷われるお気持ち、大いに分かります。

私の家の猫に関して言えば、エイズの子も白血病の子も全て避妊去勢しております。

慣れた先生で、手術時間が短く、安全な麻酔薬を使い、きちんと高温高圧滅菌器で滅菌された器具を使っていれば、まず大丈夫ではないかと思います。(リスクがあることはありますが)
特に男の子の去勢は、時間も短くて、回復も早いです。

避妊去勢が終わっていない状態で、お外にお散歩に出すのは大変危険です。何かの拍子に逃げてしまったら、帰ってこれなくなる可能性もあります。

私は月経が無くなって思ったのですが、本当にホルモンに振り回される人生だったなと…精神的にも肉体的にも、ホルモンのせいで悩み倍増だった気がします。それで、月を恨んでみたりして。

だから、そういう意味で、手術をしてあげたらいいのではないかと思います。

参考にしてください。

お忙しいところ、早々に、ご教示を頂戴しまして、本当にありがたく、心から御礼申し上げます。

いただいた条件を満たしてくださる病院で、手術を受けてみようと思います。

ホルモンが、行動や体調を左右するのは、本当に、その通りですね。
私は、月経中、腸が酷く痙攣し、いつもお腹を下します。
もうすぐ訪れるであろう、閉経を、心待ちにしております(苦笑)。

散歩についてのアドバイスもいただき、ありがとうございます。
狭い部屋に閉じ込めているので、素人考えの、良かれと思ってのことでしたが、今、冷や汗が出ました。

取り急ぎ、御礼とさせていただきます。
重ね重ね本当に、ありがとうございました。

いえいえ、どういたしまして。
猫のことだけに特化したような私が、お役に立てて何よりです。
月経の時に腸が痙攣するのであれば、シャクヤク系の漢方薬が合いそうですね。
それと、手首の真ん中で、手のひらとの間のシワの3センチくらい腕側のところに内関というツボがありますが、そこをさすると痛い時に落ち着くかもしれません。
でもまあ、月に一度、腸を掃除していると思えば、それも良いことなのかもしれません。

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