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2017/06/07

人生ってあっけない

小さい頃の記憶の景色は曇り空。
ドブ川のにおい、近所の子がこわい、ドブに捨てられた仔猫、病気がち。

小学校高学年で少し生きるのが楽しくなっていたから、景色は晴れていた。
男子にモテたからというのもあるし、南阿蘇村の大自然の中で夏休みを過ごしたから。

中学校は1年の最初だけ楽しかったけど、あとは曇り空。
不良の子の天下だった。

高校の頃の景色は雨降り。
家庭が壊れて毎日泣きながら学校に通ってた。

大学の頃くらいから、景色を見ていなくて、人の顔色を見ていた気がする。

そのあと大人になって、生きるのに忙しかったけど、やっとこの頃になって、お日様と会話をするような気持ちで犬の散歩ができている。

この、生きるのに忙しい30〜40代に、今くらいの心のゆとりがあれば、もっと人生が充実すると思うのに、もうすぐしたら死に支度をしないといけない。

あっけなくて、残念。

どうしてこんなに心の景色が灰色なのかと思うに、自然がない都会で生きているからじゃないかと。

南阿蘇村で生きた1ヶ月の記憶はカラーなのだから。

ああ、なまじっか大自然を知っているだけに、都会の暮らしが辛くてたまらない。だけど、家族は大自然を知らないから、わかってはもらえない。辛いところなのであった。

でも、だからといって、今から田舎に自分だけ逃げ出すのも私は嫌だと思う。

都会で、猫のことで困っている人を助けてあげたい気持ちが、後ろ髪を引かせるから。

とりあえず、大阪で、生き物に優しい人たちを増やしたり、助けたり、そんなことをしながら私は老いていくのだと思う。

心は、小学校の運動会で、好きな子と踊る順番が来るのをドキドキしていた、あの頃のままなのに、本当に人生ってあっけないですわ。

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