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2016/09/20

大和川に住んでいたホームレスのおじさんの思い出

大和川の土手の下で、ホームレス生活をしているおじさんがいました。
おじさんは犬も飼っていたので、私は避妊去勢を何とかしようと思っていて、たまに声をかけたりしてました。

ある日、大雨が降って、大和川のそばに住んでいた妹が、「ホームレスのおじさんのテントが流されそうや!」と言ってきたのです。

たまに犬のことで言葉を交わしたりしていたから、全くの他人でもないし、「こりゃ何とか助けてあげなあかんがな!」ということで、雨の降る中、私とダンナと妹の3人で、おじさんの荷物を土手の上まで引き上げたことがありました。

テントは流されてしまいましたが、何とか家財道具と犬は助かりました。

あと1メートルくらいで、土手の上まで川の水がきそうだったけど、危機一髪で川の水は引いていきました。

そんなところに、私たち3人とおじさんがボケーっと立って見ていたなんて、今となっては恐ろしい話です。若いからできたんだよね。

そうそう、あの頃の妹は純粋だったよねぇ。(今は知りませんけど)

犬の話はずいぶん昔にホームページに書きました。(ジョンの話

大和川は天井川で、いつも雨が降ると心配な川です。

もっと前にも大雨が降った時、対岸が決壊して、まだその当時豚小屋があり、避難のために土手に上がらせられた豚が、雨で滑って、何頭も川に流されていった悲しい記憶もあります。

今では豚小屋も引越しをして(庭井の古老によると静岡に移転したらしい)、ホームレスのおじさんも交通事故で亡くなり、自然に生えていたススキも伐採されるために少なくなり、たった15年ほどでも、少しだけあった田舎感が無くなっていくのを感じています。

今、大和川の土手に、別のホームレスの人のものと思われるテントと自転車が、残骸のように、ずっと放置されたままなのです。

あの中に、もしかして白骨化した人がいたりしないよね…と車で堤防沿いを通るたびに思うのですが、大和川まで出向く機会も無くなって、いつも思うだけの私です。

ホームレスのおじさん、成仏できたかなぁ。生き辛い人生だったよね。最後は犬が心許せる友達だった。ジョン(本名ブルちゃん)も、もう、虹の橋でおじさんと会えたのだろうか?

時々、大和川をみると思い出すのでした。

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