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« 動物病院の値段が上がっている話 | トップページ | 淀屋橋のホームレスのおばあさんの事から考えたこと »

2016/03/25

淀屋橋のホームレスのおばあさん

大阪の地下鉄淀屋橋のエスカレーターを上がったところに、一人のおばあさんが寝転んでいます。

多分ホームレスになってしまったんだと思います。

大阪都構想でドンチャンやっている頃にもみかけました。
その時は何もできずに帰ってきて、後で後悔したのも束の間、すぐに忘れていたんです。

今日、また市役所に行く用事があって、そこを通りがかったら、寒いのにおばあさんが縮こまって寝ていました。

市役所で用事のついでに職員さんに尋ねたところ、何度かお巡りさんが来たりして、助けようとしたことがあったらしいのですが、おばあさんが動かないということでした。

「おばあさん、誰か待っているのかな?」
そんなことを考えました。

「用事を済ませた帰りに、おばあさんに少しだけお金を渡そう。」
そう思って財布を見たら、千円札しかなくて、「おばあさんが寝てたら風で飛びそうやな。」と思っていたところ、淀屋橋の橋のところにビックイシューを売っているおじさんがいたので、ビックイシューを買って、そのお釣りの650円を握りしめておばあさんのところに行きました。

「おばあちゃん、なんでそんなとこで寝てるのん?」と声をかけたら、おばあさんがハッとした顔をして、起き上がりました。

おばあさんの手に、小銭を握らせて、「これで何か買うてな。」と言いました。
それくらいしかできない後ろめたさで、私は急いで地下鉄の階段を下りました。

帰りの地下鉄に乗りながら、いろんな事を考えました。

「やっぱり、おばあさん、誰かを待っているのかな?」
「おばあちゃん、家に帰ろう。と言って誘ったら、そのまま連れて帰れるかな?。」
「犬猫と違って、人間を拾って帰るって、ハードル高いな。」
「連れて帰ったら怒られるやろうな。」
「"淀屋橋のおばあちゃん救出作戦"という名のクラウドファウンディングを立ち上げて資金集めたら、人も集まるかな?」
「あんな風になってしまうまでに、一体何が起こったんやろう?」
などなど。

それにしても、都構想の市民投票って、去年の春?その時からずっとあそこにいるのに、助けることができないなんて、日本の国ってどうなっているのだろう。

マザーテレサの「死に行く人々の家」だったっけ?そんな家でもいいからあったらいいのに…

そんなことを考えた、久々の外出でした。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

匿名ですがすいません。私も今日同じところで同じ人かな....エレベーターを上がってすぐのカフェの前でおばあさんを見かけました。なんだかずっと気になって検索をかけたら、このブログがヒットしたのでコメントしました。

そうですよね、とても気になるおばあさんですよね。

あそこに長くいるということは、誰かが、陰ながら助けてあげているのかな?と思いますが…

また今度の金曜日に淀屋橋に行く用事があるので、その時も、小銭を渡して帰ろうかなと思います。

何もできない自分が情けないですが、市役所職員が大勢通るのに、何もしないのかとも思っていました。声をかけても動かなかったのかな。
市役所前でいろいろ訴えている人たちも、自分たちの主張はしても、そういう人たちを助けようということにはならないのかなぁと思ったり。
低所得の人よりお金がもらえる生活保護で、ギャンブルしたり旅行までできているという人がいることを考えると、少なくとも家には住ませてもらえて、ちゃんとご飯も食べさせてもらえる権利はあるんじゃないの?
寒い冬は大丈夫かと心配でしたが、無事に春が来てよかったです。

ですよねぇ…

市役所のすぐそばなのに、何年もあのままらしいです。
助けようとしてもお婆さんが動かないということを、市役所の職員さんに聞きましたが、何回、救出を試みたのか不明です。

来年の冬はどうなるのだろう?
次に通る時には、いなくなっているのだろうか?と心配です。
でも、自分の家に連れて帰ることもできず、人を助けるのは動物を助けるのよりも難しいなと思いました。

はじめまして。
昨日の昼間、仕事の都合で市役所へいった際、市役所交差点の階段上でおそらく同じおばあちゃんを見かけました。
心配で検索したらこちらがヒットしたため...申し訳ありません。

駅のトイレがあるにも関わらず、路上でしゃがんで用をたされていて...見ていて心がしめつけられました。

数年前、同い年くらいの祖母が他界してしまったので心配でたまりません。
小銭を受け取ってくれたようなので、何か水とか食べ物をそっと置いてみようかと思います...

通りすがりさん

駅のトイレ、使うと叱られるのかもしれませんねぇ。
なんであそこから動かないのか、おばあちゃんに聞けたら良いのですけど…
そういう事を頑張っているボランティアさんが、人間にもいないかな?と思います。
犬猫のボランティアさんは、それは必死で助けようとするのですが、人間って、そういう事をする人は、本当に少ないのかもしれないと思えます。
とりあえず、あそこを通る時は小銭を持って行くしかないかもですが、靴下なんかも穴が開いていそうな感じだし、こんなにモノが溢れている時代に象徴的な感じがします。
それにしても、市役所は何度か助けようとしたのでしょうか。
橋の上で演説やっている人たちも知らん顔でした。

みんなが気にしていた淀屋橋駅の駅エスカレーターの上に居るおばあさんは、施設に入られたとの事です。6月2日からいつもの場所から居なくなられました。

パリの風さん

情報、ありがとうございます。
安心しました。てっきり、急な寒さで…と想像してしまいました。
どこの施設が受け入れてくださったのだろう?と思いますが、次から駅のエスカレーターを上がった時に、心を痛めなくて済むんだなぁと、感慨深いです。
おばあちゃんも、寒い冬に外で寝なくて済むのですね。良かった…

今日は。6月1日の朝は、いつもの場所(エスカレーターを上がった所)におられました。
6月1日の夜は、淀屋橋駅を通りませんでしたのでわかりませんが、6月2日の朝はおられなかったので、恐らく6月1日に施設に連れて行かれたのではないかと思います。気になったので、今朝、ヴェロー◯◯でお茶を買う時にスタッフさんに聞いてみたら、『施設に入られた』と言われたので間違いないと思います。市役所には確認していません。梅雨の季節になって寒くなる日もあるから気になっていたから、ほっとしました。

パリの風さん

ありがとうございます。
今回のことで、人間を助けることの難しさを痛感しました。あのおばあちゃんを助けてくれた施設の方に感謝です。
できれば、どこの施設に入ったのか施設の方がコメントをくださると、ますます安心なのですが、それは高望みし過ぎですよね。^^;
とにかく良かった…おばあちゃん、寒くないし、外でトイレしなくても良いのですね。

10年以上前からいたと思います。以前は地下にいたのですが。大きいスーツを着た男に怒られているのを見てからエスカレーターの場所にいったようです。一度冬に服や毛布を買ってこっそり近くに置いたのですが使ってくれた様子はなく、いない隙に1000円をおくぐらいしかできませんでした。見るのも辛くしぱらくいかなかったら、今日に荷物とともにいなくなっていたので亡くなったのか心配して検索したしだいです。私以外にも気にかけている方がいらっしゃってうれしいです。みんななぜ透明人間性を見るように気にならないのだろうと:不思議でした。本当に施設に入れたのなら安心です。

なんもできなかったさん

たくさんの方が何にもできなくて、心を痛めてたんですね。
私も、本当に施設に入ったのか、ふと心配になることがかるのです。
私がブログで騒いだから、市役所が苦情がこないように片付けたんじゃないかとか、変なことを考えたりして。
探偵ナイトスクープに、おばあさんが、今どこにいるのか探してもらえるように申し込もうかしら?などと、思ったりします。

そうなんです。
服を渡そうと自分の母に相談会したら、なにかの事情があって施設に入れないのかも知れないよと言われて、市役所とかに言うと助けてくれるどころか、あの場所から追い出すのではないかと心配でいえませんでした。だって助けてくれるなら等の昔になんとこなっていたはずだから。

なんもできなかったさん

ですよね、要らんことして追い出されたらって。
そんなことを考えあぐねる人から、怒鳴って地下の暖かいところから追い出す人から、いろんな人がいますね。
私的には、怒鳴って追い出した背広のオジさんに将来バチが当たりますようにと呪うことくらいしかできません。
きっと、あのおはあちゃんは、心配で小銭を置いていく人たちの善意に支えられてたんだなと、今となっては確信します。
施設に入れられて、薬漬けにされてたら嫌だなぁとか思いますが、あそこで凍死するよりは、布団に寝られて清潔に余生を生きてもらいたいと、希望的なことを思ったりしています。
どうかどうか、施設の職員さんが親切な方達でありますように…

私も仕事の帰り道におばぁちゃんを見る度に、自分の祖母と重なり何も出来ない勇気のない自分に苛立ちと、空気の様に通り過ぎてく人達に違和感を感じていました。最近見かけなくなったのでまさかと思っていましたが、施設に入られたとの事で安心しました。

私もですさん

あのおばあちゃん、みんなの心に色んな思いを喚起したというか…
現代社会のひずみだとか、見て見ぬふりをして通り過ぎる(自分も含めて)人たちの心のこことか。
究極、あれだけの装備で人って生きられるんだなとか、それなのに自分はローンだ新しい服だと物質的なことに振り回されているなとか。
「おばあちゃん、なんでこんなとこ、おるのん?」と声をかけた時にパッと目が合いました。
おばあちゃんの目は、邪心がなくて綺麗な目をしていました。
たくさんの人に心配してもらって、幸せだったからかもしれませんね。

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