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2013/11/19

しきたりが変わっていく

先日、亡くなった方の御霊前にお線香をあげに行くという出来事があった時、初七日も過ぎていたから、私は黄色い水引のついている封筒にお金を包んで準備しました。

封筒の表書きに迷ったので、ネットで検索をして調べて、49日の前だから御霊前だと判断し、そのように書きました。

私は若い頃に浄土真宗王国の富山県で過ごしていたから、黒と白の香典袋にも、黄色と白の袋にもご仏前だったけど、大阪に住んでいる今となっては、どう書いていいのやら不安だったのです。

お線香をあげようと祭壇の前に来ましたら、お参りに来た人は全員、黒と白の香典袋を置いて帰っているのを見た時も、別に気にもとめていませんでした。

でも、帰宅して、ふと気になって検索していた元のサイトを見てみたら、初七日も黒白の香典袋だと書いてあるではありませんか。
私の思い込みのせいで、ダンナに恥をかかせてしまったのではないかと、非常にドッキリしました。

けれど、もっとよく調べると、関西地方は初七日を過ぎたら黄色と白の封筒だということがわかりました。少し安堵しました。御霊前で良かったかどうか少し不安ですが、まあ一応よしとしようと思います。

そこで、私が富山でのし袋を売っていた時に習ったことを書き記しておこうと思います。
富山は、浄土真宗 王国なので、お通夜で香典を包む段階で、御仏前でした。(一般的には御霊前だと、最初にみたサイトには載ってました)
お通夜と葬儀の時は黒白の水引の香典袋です。
初七日を過ぎたら 黄色と白の水引の袋で、御仏前でした。(一般的には49日より前は黒と白の水引の御霊前らしいです)
最近は 葬儀と初七日の供養を同じ日にすることもあり、初七日に招かれた場合は、御香典と御仏前を二つ持って行ってました。

香典袋は、中に入れるお金の額によって、立派なものから質素なものまで使い分けていました。
少ししか入っていないのに袋が立派なのはおかしいので、少額の時は中袋のない質素なタイプ、5000円以上だと中袋付きのもの、1万円以上だと中袋付きでシルバーの上等そうな水引のものという具合です。

今回このような記事を書いたのは、インターネット時代になり、親から子へのしきたりの伝授が上手く行っていない今日この頃は、何かあるとみんなインターネットの情報を参考にするのだということがわかりました。
その情報が、関東地方の一般的なもので、みている人が関西在住の人の場合、インターネットを信頼して、関西の従来のやり方をせずに、堂々と関東式をする人が多数派になった時、関西の慣習というものは、だんだんと消えて行ってしまうのだなぁと、思ったからです。

方言と同じように、慣習もそんなものなのだとは思いますが、将来、少数派の慣習を行ってしまい、私のように冷や汗をかいた人が、枕を高くして眠れるように、ここに書き残しておこうと思います。

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コメント

封筒?ではなく不祝儀袋って言いますよね。私も田舎(岡山)で法事の時にみんな黒白なのであ、~って思いましたが・・・所変われば品変わるですよね。

そうか、不祝儀袋って、いうのですね。
黄色と黒で大混乱しました。^_^;

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