« 近所のおじいさんのこと | トップページ | プレッシャーが・・・ »

2011/01/26

スズメのことから思うこと

3年前だったかな、となりのクマキチを家の前で預かるようになってから、クマキチの残りごはんをついばみに来ていたスズメたち。
玄関前が糞だらけになるからと、手前に鳥の餌を置いたのがはじまりでした。

それまでの私は、スズメとは景色に溶け込んでいるものの一つで、気にしたこともなかったのでした。その生態も、ほとんど知らないし、どうやって生きているのかなど、知りたいとも思っていませんでした。

ところが、クマキチが亡くなってから、急に問題が浮上しました。
クマキチがいないのにスズメは毎日やってきて、私にエサをねだるのです。
それも、羽根の生えそろっていない子スズメに「ピヨッ」と鳴かせて、情にほだされた私が、ついつい鳥のエサを出すと、遠くから大人のスズメが平らげていきます。
子スズメがかわいそうで、またあげると、それもまた大人が・・・という具合に、うまいこと人間を操って食べ物に預かるスズメたち。

そんなことをしているうちに、すっかり私がスズメの虜になってしまい、ああでもないこうでもないと、何とかしてご近所と折り合いを付けてスズメにごはんをあげられないかと考えるようになってしまいました。

そもそも、周りを見渡しても、スズメが食べられそうな草の種とか昆虫などは、ほとんど見かけません。
大和川の土手と、市営のふれあい農園と、一つだけ残った田圃と、小さな公園、神社・・・あとは民家の庭木くらいです。
それでも、一般の大阪市内にくらべたら、この辺りは自然が残っている方ではないかと思います。

野生なんだから、手を差し伸べるべきではないと思いつつも、ついつい、おねだりされると我慢できなくて。
しまいには無農薬玄米を食べさせている始末。

「これ以上、田圃も畑も無くならないでほしい。みんな、お庭に木を植えて農薬は使わないでほしい。家を建てるときは和風の家にしてくれないかな。」などなど、そんなことを考えてしまいます。ちなみにそんなことを考えたこともなかった時に建てた自分の家は、瓦でも和風建築でもなし。

結局、50年位前の風景にもどってくれたらなあと思い至ります。

風景は50年前。
だけど、猫は不妊手術ができる今がいい。

それだったら、鳥も幸せ、猫も幸せ、かわいそうな猫を捨ててきなさいと言われる子供もいなくなって、いいのになあ。

いつもスズメが後ろをついて歩いていた島本のおばあちゃん、天国で笑ってるだろうなあ。

« 近所のおじいさんのこと | トップページ | プレッシャーが・・・ »

動物たちの話」カテゴリの記事

コメント

先日、TVで都会だけでなく全国的にスズメが減っているそうですね。
随分前に長居公園の向かいの小学校前の街路樹で夕刻、すごい数のスズメたちが鳴き群れているのをみて驚きましたが、そういえば最近見かけないような・・・

ふわふわボールさん

そうらしいですねえ。
ちょっと調べたところ、巣にできそうな日本家屋の瓦屋根の隙間が無くなってしまったとか、田圃や畑がほとんど無くなって、マンションや現代風の軒先のない一軒家が増えてしまったからだとか、そんなことも言われています。
もちろん、食べ物も無いんでしょうね。
公園では子供たちが食べこぼしたお菓子を拾っているのをよく見かけますが、スズメって、そういうものを食べて生きているんだと思っていた恥ずかしい私です。
やっぱり動物なので、ビタミンもミネラルもタンパク質も必要ですよね。(^◇^;)

スズメが暮らしにくいんだったら、ツバメもダメでしょうね。
おまけに鳥インフルだし、鳥さん受難の時代です。

あびこ筋の街路樹にも、夕方スズメがたくさん集まってるのをみたことがありますが、最近、いるのかな。さおりんママさんが何か知っているかも。
あれも、巣にできる場所がないから、あんなところで集まっているのではないだろうかと思えます。

http://www.youtube.com/watch?v=2xnBm_EvLlA&feature=related
この域に達すると名人ですな。

寝床と巣(街路樹)は別ですよ。
昔は団地にもたくさん巣がありました。
窓掛け型のクーラーの雨よけの下。

ごんじゅうろうさん

さすがごんじゅうろうさん、詳しい!

木にたくさんとまっているのは寝床なんですね。(^▽^)

最近の建て売り住宅は、窓の上に雨よけのひさしが付いていないんです。
以前住んでいた実家にはそれがあって、ひさしと屋根の隙間にスズメが巣作りしていたこともあったんですが、新しい家に来てみると、ひさしがついてなくて雨が直接窓に当たります。屋根もほとんど外に飛び出していなくて、すぐに雨樋になっているのです。
小さい土地に家を建てるから、余裕が全くありません。あーあ。

ベランダのサンルーフと屋根の隙間が15㎝くらいあるんです。そこに巣でも作ってくれないかなあ~と期待したんですけど、サンルーフ透明やし、下から猫に見つめられてしまうので、ツバメもパス状態みたいです。

どこにも巣を作れそうな足がかりがないのが、最近の住宅の流行みたいですわ。

そういえば、古い府営住宅の窓の上に換気窓みたいなのがあって、そこにヒヨドリが巣をたくさん作ってました。その住宅も取り壊されて、今は無くなってしまいました。(・。・)(・。・)

取り壊された府営住宅ってかつてのうちの団地かな?
換気窓っていうかパイプが屋根裏につながっててね、
コウモリの巣になってたよ。
ネズミならぬコウモリが天井裏を這い回る音も、なかなか
オツなもんでしたよ(^-^;
そういや、小学生の頃、スズメ用の巣箱を設計したもんでした。
作ってみよかなchick

ごんじゅうろうさん

ああ、あそこも取り壊されましたが、6丁目の府営も取り壊されて、だだっ広い広場に変わりました。
凝縮して上に延びた高層の団地が建ち並びました。
きっと、こうもりもスズメもヒヨドリも取り入る場所はないように作られていると思います。

猫に魅入られても大変だけど、スズメに魅入られるのも大変だと思う今日この頃。
人間世界の傲慢さと無神経さに圧倒されています。

という私は、米を撒いて近所に迷惑を掛けて、人間からは無神経なヤツと思われていると思います。(^◇^;)

スズメの巣箱、うちのどこかに設置してあげたいなあ~。あまり誰からも見えない場所に。一つあるんだけど、アシナガバチがツバ付けてるし・・・house

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 近所のおじいさんのこと | トップページ | プレッシャーが・・・ »

他のアカウント