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2009/03/05

みーちゃんのこと

みーちゃんは、2006年の秋頃に我が家にやってきました。

すでに成猫で、年齢はわかりませんが、そんなに年は取っていませんでした。

はじめは動物病院にいたのですが、日の当たらないケージの中で一生を終わらせるのは可哀想だと思い、ちょうどその頃引っ越しをして家が広くなっていたのに気を大きくして、私は連れて帰りました。

家で里親探しをしてあげようと思ったのです。

みーちゃんは、みかけは太ったキジ猫なのですが、性格はとても気位の高いペルシャ猫のようでした。家の猫たちとも全く仲良くなれなかったので、仕方なく家でもケージで飼うことになってしまいました。里親探しはすぐにあきらめました。

二年間の間に、私にはかなり心を開いてくれましたが、他の猫たちと折り合いが悪く、ずっとケージの中でほとんど運動をせずに暮らしました。

フードもたくさんは与えていないのに、どんどん太りだして、歩くとお腹が地面に当たりそうなくらいでした。

「このままでは生活習慣病になる。」と危惧して、何とか、ケージから出して運動をさせなければいけないと思っていたのですが、私の体調が悪く、なかなか実行に移せませんでした。

そうするうちに、みーちゃんの上顎の歯茎の部分に、腫瘍が見つかりました。急に食欲が落ちたので、あちこちさわって原因を調べていたら見つかったのでした。

出来ている場所が手術の難しい場所で、おそらくは一度手術しても、すぐに転移や再発が起こるだろうということで、手術をせずに見守ることになりました。

みーちゃんは、1ヶ月後にはまったく御飯を食べなくなりました。毎日私がする点滴と、ビタミン剤の注射だけが命を繋いでいました。

それから二か月、私の誕生日の一日前に、みーちゃんは旅立ちました。まるで、私に「楽」をプレゼントしてくれたかのように、私はみーちゃんの点滴から解放され、本当に楽になりました。

「人間だったら、二か月も断食をして死を待つことが出来るだろうか。そして、苦しみから解放するために安楽死をさせることを、みーちゃんは納得してくれるだろうか。」このことが、ここ3ヶ月の間、頭から離れませんでした。

結局は安楽死はできず、自然のままに死期を迎えました。いえ、点滴をしていなければ、もっと早く死ねたかも知れません。でも、ここで私は、一滴も水が飲めないみーちゃんに水分を補給してしまい、本当には自然にさせてあげられませんでした。

猫がたくさんいると、手当をすると助かる子もいて、気づかず早死にさせた子のことを思うと、いつも後悔します。みーちゃんのことでは、死ぬのがわかっているのに点滴をすることに、葛藤がありました。

人間って中途半端な生き物です。

この点、猫は本当に潔い。きっと魂の観点からは、猫の方が上のように思います。

みーちゃんにできた腫瘍のある場所は、私が以前、手術をした場所と同じです。体調が悪かった私は、そのうちに、手術跡の弱い部分に癌が出来るのではないかと心配していました。でも、もしかすると、それをみーちゃんがかわりに持って行ってくれたような気がします。

そんなことを思ったのは、みーちゃんに腫瘍が出来たのと同じ頃に、私は鍼灸で回復し、生きる気力を回復していったからです。

たった二年間、家に入れてあげたというだけで、みーちゃんは命を引き替えに恩返しをしていってくれたのではないかと思うのです。


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動物たちの話」カテゴリの記事

コメント

猫のこういうお話を読むと胸が熱くなってしまいます。
あくび猫さんの気持ちもよくわかる気がします。
わたしも何匹かの猫をここ数年の間に天国に送っていますからね。

死を迎える猫たちを見ながらわたしたち人間の感情はいつもゆらゆらゆらゆらゆれ続けますね。
でもそんな体験さえもありがたいのかもしれない・・なんて思いながら猫さんたちに感謝。

アメリカの人たち、ペットがもう死を迎えるだけだとわかるとすぐに安楽死させます。
あれってやっぱり抵抗あるな・・・・・。
もしそれが自分の子供だったら決してそんなことしないでしょうに・・・。

猫が自分と同じ場所に問題持ってるの見つけたこと、今までに何度となくありました。
やっぱり引き受けてくれているんでしょうかね。
本当に何から何までありがたいです^^

みーちゃん、あくび猫家の一員になれてよかったですよ。ケージにいても病気になってもそこが最後の場所でいいと思ってたんですよ。

我が家で一番手のかかるのは(人間以外でcatface)アトピーのワンコです。
保健所で子犬を選ぶ時、もしこの子を選んでなかったら、どんな家にもらわれていったんだろうか、そこでアトピーが発症したとき大事にしてくれるんだろうか、なんて考たことがあります。
自慢じゃないけど、うちの子になってよかったと思います。こんな面倒な病気(もっといろんな病気の子もいますが)になると、放り出す人もいるかもしれないしね。

COCOさん

本当に、猫様の潔さを見たら、人間なんて、オタオタオタオタしていて、未熟だなあと思います。(^◇^;)

安楽死、いいのかどうなのか、私にはわかりません。日本でも、大きなボランティア団体は、他の子を助けるために、老犬や病気の子はさっさと注射で安楽死をすると聞いたことがあります。

ある意味、仕方ないですよね。

でも、私の家で私が世話をする分には、安楽死は私が手抜きをするための手段でしかないと思えます。


猫玉さん

そうですねー。そう考えると、気に入らないことがあるとすぐにガブッと噛みに行くみーちゃんは、誰かに拾われてもすぐに捨てられていたかも知れません。

みーちゃんは、事情があって、二回も捨てられたようです。最後にめぐりあった私は猫の下僕ですが、いかんせん、家が猫だらけ。

みーちゃん、今度生まれ変わる時は、外でみんなに愛されて暮らしているロコタンみたいになってほしいです。

みーちゃんのご冥福をお祈りいたします。
あくび猫さんもお疲れ様でした。

皮下点滴は少しもいたずらに命を永らえさせ、命の尊厳に対して無意味な手段ではないと思います。
点滴をする事で体液の電解質やPHのバランスが補正され脱水も改善される事は余命を安らかにする手助けになります。

何もせず、脱水と電解質のアンバランスのなか、不快感の多い予後の方が気の毒です。

後は痛みなどがある場合は鎮痛も積極的でもいいと思います。
(鍼で鎮痛が出来るといいですね。)
ツボを押すだけなら場所を教えたら飼い主さんでも自宅で出来そうだし・・・・・


では、
あくび猫さんはゆっくり精気を養ってください!
ふふふ

熊公さん

そういってもらえると、本当に安堵します。ありがとうございます。

私はまだ鍼灸は出来ないので、みーちゃんに水晶ヒーリングをしていましたが、六角柱の水晶の先を当てた方へ癌は押されるように形を変えていきました。

水晶って、何かありますねー。

これからは、東洋医学オタクになっていく所存でございます。(笑)

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