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2007/07/28

こわいのはカリシウィルス

私の家のような、超多頭飼育の場合、こわいのはカリシウィルス感染症だと思います。

パルボウィルスからなる「汎白血球減少症」は、仔猫の時に二回ワクチンをしていれば、追加接種をしなくても、感染したのを今まで見たことがありません。一回しかワクチン接種をしていなかったテルオが感染し、死線をさまよったあげくに生還したという話は、ねこおた本館「テルオの話」で書きました。

現在一階には、32匹の猫たちがいますが、2005年に家に入れた新入りのプーちゃんが持っていたカリシウィルス感染症に次々に感染し、高齢の猫は命を落としたり、口内炎になったり、下痢が治らない猫たちが続出しています。

カリシウィルス感染症は、ワクチンをしていても、完全には予防できない感染症です。

ワクチン自体、そのせいで体調を崩して死なせた子もいるし、副作用で足の神経が麻痺したみたいになった仔猫もいました。

そのため、私は2003年以降、ワクチンを控えていたのでした。

免疫がある状態でのカリシウィルス感染症は、ある程度免疫があるので劇的な症状は出ない代わりに、じわじわと体調を崩すようです。

治ったと思ったらまた再発する口内炎だったり、おなかをこわしたのがなかなか完治せず、気づけば慢性下痢症のようになっていたりするのが、主な症状です。

自己免疫が介在する慢性下痢に、ステロイドを使うと一時は下痢が止まるはずなのですが、原因がカリシウィルスかもしれないので、ステロイドも使えないのです。もしもステロイドを使うと、免疫が弱くなり、カリシウィルスが本領を発揮してしまったら、その子を死なせてしまうかも知れないからなのです。

だいたい、狭い家に猫たちを33匹も閉じこめているのが、そもそもの原因だと重々承知しているのですが、こうなってしまった以上、何とか健康で幸せに暮らしてもらいたいと思っているのです。

口内炎にはアロエベラジュースで小康状態を保てるようになりました。

けれども、やはり原因となるストレスを除去しない限りは、モグラたたきのようになってしまうのだと思います。

猫たちにとっては、農家の軒下を借りながらネズミから米を守り、縁側で昼寝をする暮らしが一番なのだと、つくづく感じています。

私の家にとって、こわいのはエイズでも白血病でもなく、カリシウィルス感染症だと思います。そして、ストレスこそが一番の死に神なのです。

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動物たちの話」カテゴリの記事

コメント

実は、キャリのおなかのなかに寄生虫がいて、今四苦八苦しています。
寄生虫なんかもうつりますからね・・・・。
異常な食欲と下痢は寄生虫によるものだったみたいで、今は猫たちはまた別々にしてあります。9匹みんなに薬をあげるのがいろんな意味で大変・・・^^;
数日前に仔猫にノミの薬をつけるのに四苦八苦したばかりでした^^;
でもひと時でも生活を共にしている仲間たちなのでみんなしっかり面倒見るつもりです。
あくび猫さんは9匹なんてもんじゃないからホント、大変だろうなって思います。
わたしの夢見る『猫だらけ生活』、口で言うほど生易しくないですよね。
あくび猫さん、ますます尊敬しちゃいますよ^^

COCOさん

あ~、やっぱり寄生虫いましたか~。

回虫と条虫はデフォルトでいると思って間違いないです。

プロフェンダーという滴下するタイプのお薬も日本では出ています。マイアミで手には入ったら楽なのですが・・・

それを駆虫してもまだ下痢気味の時は、コクシジウムがいることが多いです。その場合は、アセチルスピラマイシンという薬を五日間くらい飲ませるとOKです。

いや~ カリシウィルスってそんなんなんですか・・
ホントに怖いですね。

実は金曜日に愛猫ルビーが亡くなりました(大泣)
最後まではっきりした病名がわからず(何かのガンであろう程度)
亡くなる時は、腹水でぱんぱん便もオシッコも出ない腹水の重さで歩けなくなるほどかわいそうな状態でした。
亡くなった後に解剖をしてもらったところ
膵臓ガン 大腸ガン 腸閉塞、膀胱癒着 側壁にもガンが転移しているというそれはそれは悲惨な状態でした。
亡くなる1日前までお水を飲んで、大好きなマグロの刺身を食べようとしていて、もっと生きたかったんだな~ということとルビーの生命力に敬服しました。泣けました。。


カリシウィルスのワクチンは効かない事があるんですね。。
でも、ストレスをためない事!肝に銘じます。

ケリーさん

ルビーちゃんのご冥福をお祈りいたします。

すべからく、猫様は「今を生きること、生き抜くこと」を私たちに教えてくれますね。

私は、今、半身不随になってしまって安楽死を頼まれた仔猫を引き取って世話しているのですが、だんだん足が動くようになってきているような気がします。

そして、足が動かないことを嘆かず、ただ黙々と這ってリハビリしている仔猫を尊敬しています。

ルビーちゃん、偉かったですね。そんな状況でも泣き言を言わない猫様は本当に偉いですね。

<ストレスこそが一番の死神>、、、

結局はそこへ行き着くのですねー。
心のコントロールの大切さを再確認です。

ポジさん

そうなんですよ~。

ストレスこそが最大の病気の原因であると、猫様たちで観察しています。

ちょっとのことであたふたしない心を育てないといけませんね。∈^0^∋

人間のストレスがワンニャンに伝播することもあるので、それもツライです。
自分で考える以上に、動物は敏感なようで、猫玉はかなり凹んでます。

猫玉さん

私も、猫様にどれだけマイナスエネルギーを吸わせて生きていたか、計り知れません。

今頃になって、やっとちょっとだけ悟ったかなという程度です。

今まで、猫たちに生かさせてもらっていたのだと、感謝です。

心して読ませて頂きました。
ストレス、私はチャイのストレスになってないかな。
猫様だけでなく、人間がストレスになるといけないので自重します^^;
お腹に顔つっこんでもふもふとか・・・
嫌がっているのわかっているのにやってしまうので。。。

先日、アロエベラジュースをお譲り頂いた広田さん方のジョージジョージが天に召されました。
野良出身で凶暴な上警戒心が強く、ウッェットフードに混ぜても食べてくれなかったそうで、残りのアロエベラジュースはえさ場に集る他の口内炎の猫様に使ってくれているとの事。
ありがとうございますとの事、感謝されてました。

チャイの家人さん

おなかに顔を埋めてモフモフは、究極の楽しみではありますが、いやがっているときはやめた方がいいですね。(^_^)

ちょっとくらいなら、許してくれると思いますよ。

ジョージジョージ君、天に帰りましたか。
きっと「苦労のない穴にサヨウナラ」と猫も言いながら、天に昇るのでしょうね。

はじめまして・・・
我が家も 5匹多頭飼いです・・・
家も今年5匹中 4匹猫カリシウイルスに感染し 心筋症で看病してた子が1番にかかり 次々にかかっちゃいました・・・
やっぱり体の弱い 宇宙(そら)が天国にいっちゃいました(T_T)
どこから もらってきたのか わからず とっても 悔しかったです
心筋症で逝っちゃうのは 覚悟してましてが・・・
伝染病で 亡くなるなんて 思ってもいませんでした・・・
みんな ワクチンはしてるのに・・先生が言うには ウイルスの型が3種類ぐらいあって 人間のインフルエンザと一緒だそうですね
でも 一番高齢(9歳)の子だけは かからなかったんです・・・
この子は 抵抗力があったようです・・
看護師さんも 言ってました 
この病気が 一番怖いって・・・
でも
1度かかって 完治すると 二度とかからないそうですね
良かったです
命を落とした子は 可哀相ですが・・・
あくび猫さん家も 大丈夫なのでは・・・(^_-)-☆

何度もすみません・・・
RIKOママです・・・
コメントを書いた後に プロフィールを読ませていただきました・・・
先生だとはしらず・・ごめんなさい・・・
偉そうに書いちゃいました・・(^^ゞ
申し訳ないで~す・・・☆


RIKOママさん

ようこそ!
私は先生ではなくて、先生はダンナの方なのでご安心を。(^ ^)
カリシウイルス、なかなか手強くて、野良猫が外でクシャミをして、風に乗って入ってきたウイルスにやられたかなと思う事例もあります。
飛沫感染だけでなく、インフルエンザのように飛沫核でも感染するような気がします。
株が違えばワクチンも効かないなんて事も、インフルエンザと似ていますよね。
カリシウイルスは一度かかると、健康な時には神経節などに潜んでいるようです。
三叉神経で悪さをした時は、激烈な痛み発作を起こすように観察してます。
私の場合は観察のみで、三叉神経節を切り取って調べるわけにもいかないのでアレなんですが…
参考にしてくださいませ。(^O^)

ありがとうございます・・・
参考になりました・・
その子その子で違いますが・・・
最後の一匹が 完治するまで 2か月かかりました・・・
全員 インターフェロンを飲ませてましたが 1匹は 首の周りの毛が ごっそり抜けて 顔も腫れて アレルギーが出たので 投与をやめました・・
他の子も 吐き気や下痢がでたり 大変でした・・(費用もですが・・)(^^ゞ
治っても キャリアでもってるんですかね~
ホントに恐い ウイルスですね。
アルコール消毒で死なないなんてね・・・

ROKOママさん

本当に、猫って、一度ウイルスが入ると、なかなか完治しないことが多くて、困ります。

うちは20匹以上いるので、色んなウイルスが浮遊しているようで、先日保護した仔猫たちが、次々と風邪引き状態になり、里親探しもままなりません。

ウイルスを持っていても、ストレスがなければ発病しませんから、うちはストレスだらけなんだなと思う今日この頃です。

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