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2006/02/27

おいでおいで幽霊

かれこれ20年近く前のお話しです。

私は、元夫と婚約中で、元夫の実家に遊びに行った時の話です。

泊まる部屋が、蔵の前の離れで、離れの前には中庭がありました。

ポツンと、そんなすきま風のはいる離れで、それも北枕で寝たのがいけなかったのですが、眠りそうになると、夢の中に着物を着た女の人が、中庭の木からぶら下がったようにブランブランと、近づいたり遠ざかったりするのです。

着物も、普通の着物ではなくて、襦袢のような感じでした。髪の毛は腰の所までありました。

ブランブランしながら、「おいでおいで」をするのです。

当然、驚いて目が覚めます。ふと、見ると、TVの上に藤娘のような日本人形が置いてあって、「それがそういうふうに見えたのかも知れない」と決めて、また寝ます。

眠りかけたら、また「おいでおいで」が・・・

それが夜が白む頃まで続き、やっと夜が明けると、消えました。

そこからぐっすり寝た私は、いきなり、婚約者の実家で朝寝坊をするという大惨事になってしまいました。(..;)

この結婚、していいのだろうか・・・と、その時不安になりました。

その後、結婚し、その家で住んでいた時に、おばあちゃんが話していたのですが、家に偉いお坊さんがお参りに来て下さった時に、「この家のどこかから、女の人の悲しそうなすすり泣きの声がずっと聞こえる」と言っていたそうです。

それを聞いて、私は、「さもありなん、さすれば、あの女人は庭の木で首をつったのかも知れぬ」などと、思い浮かべたことでありました。

その家は、昔、その家族が住み着くまでは、旅館だったそうです。そして、昔のことでしたので、女の人がとらわれて、売春のようなことをさせられていたということです。

その後、元夫が彼女を作った時に、彼女の髪の毛が腰まであり、私は、因縁の深さに「これは勝たれへんわ・・・」と思っていたことでした。

私も負けずに髪を伸ばしましたが、背中までがやっとで、腰まで伸ばす根性はありませんでした。

当時は何もわからないまま、「光の方へ行って下さい、自分で光の方へいけますから」とお祈りしていました。

ちゃんと光の方へ行ってくれていたらいいのですが。今思えば、地縛霊だったのかもしれないですね。

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コメント

おおお!
私も昔実家ではよく音が聞こえたり、金縛り、足を引っ張られたり、ほほを押されたり、を経験しましたが、
実家を出てからはその経験がなく きっと実家に何かあるんでしょうね。
ふふふ

昔愛読書だった日本の幽霊話そっくりで、わくわくして読んでしまいました。
ごめんなさい。へへ。
実際に見たら、私はおしっこちびるかもしれません。

こんにちは。
とてもおもしろいお話で、楽しませていただきました。
(当事者じゃないのでこんな事が言えるのでしょうけれど・・・)

でも、ちょっと気になったのは、あくび猫さん以外の家族の方達は、ずっと住んでいたのに(今も住んでいるんでしょうが)、全く何も感じていなかったんでしょうか?
それに、そんな霊に取り付かれた家に居ても、わけのわからない不幸な出来事等は起きなかったんですかね?

うーん、見えないのが幸せなような不幸なような・・・。
複雑ですね~。

>くま公さん

それはきっと、何かありますね。座敷童かもしれません。

>キリさん

今となっては笑い話のように話せるようになりました。(笑)

>まめさん

若い頃、こんなんばっかりで困りました。(..;)

実際、家族に悩みは多くて、外から見たら幸せそうな家族なのに、おばあちゃんも、おかあさんも、それぞれ、お寺参りや霊能者参りをしていました。(思い出した話があるのでまた書きます)

妹がいたのですが、やはり腰まで髪を伸ばしていました。登校拒否になっていました。(涙)

今思えば、憑依されていたかもです・・・現在は元気にしているらしいです。

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