化学調味料恐怖症
最初は息子が言いだしたのです。
化学調味料の入っている料理を食べると、そのあと心臓がバクバクして眠れなくなると。
また、ニンニクが入っていると同じようになるとも言っていました。
そのうち、唐辛子や生姜までダメになり、当家のメニューには、それらのものが使えなくなりました。
一番先に作らなくなったのはカレーでした。それらのオンパレードなのですから。
私は不便になったなと思っていました。
日曜日にカレーを作って三日くらい温め直して食べて家計を節約するのが常だったからです。
メニューは和食中心となり、化学調味料を使わずに天然塩を使うようになりました。
それで分かったことは、99%の食塩はただ塩っ辛いだけで、美味しくないのです。それで化学調味料の出番となるわけですが、それを使うと心臓バクバク。
天然塩を使うと味に丸みが出て、化学調味料なしで全然大丈夫だというのがわかってきたのです。
そうして天然塩で食べるようになったら、次に私が外食などで化学調味料の入ったものを口にすると心臓がバクバクして眠れなくなってきたのです。
実は夕食に、外食でお好み焼きを食べたのですが、おそらくソースなどに入っていたのでしょう。心臓バクバクして眠れなくて、このブログを書いています。
以前ウィキペディアで調べてみたら、「中華料理店症候群」(チャイニーズシンドローム)というのが出てきて、まさにこの症状が起こっていることがわかりました。
でも、ウィキペディアの内容は、まるで症状の出る人がヒステリーの発作でも起こしたかのような書かれ方をされていて、科学的には証明されていないようなことになっていました。
おそらく、作って売っている会社などが手を回してあるのかなと思いました。
他にも検索したら、少し好意的な記述のあるサイトもありましたが、今のところ不定愁訴扱いになっています。
最近は一般的なレトルトとか外食はほとんど化学調味料入りなので、仕事で料理をする時間がない私は、それを使っていない弁当屋さんや食堂を探しています。
幸い、デイリーデリというお弁当のお店と、ロッカというレストランを見つけました。行きつけの中華料理店双琉には、事情を説明して味を薄めにと頼んで作ってもらっています。
食費の嵩むことこの上なしです。
家では週に一回か二回、簡単な和食を作って食べています。
本当は田舎暮らしをして、自分で作った野菜を自分で毎日料理して食べたいのです。
ただ、犬猫を可愛がってくれている人たちを見捨てるわけにはいかなくて、こんなことになっています。
眠れないのは辛いですね。
母が、眠れなくて眠剤を飲んだ挙句に早々とボケてしまったのを見ていますから、私は薬に頼らず生きていきたいです。猫のために。
母もコレだったのではないかと今更ながらに思える今日この頃です。
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